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2008年総会開催のご案内

平成20年5月16日
2008年総会は、終了しました。

日時 2008年5月16日(金)13:00〜15:15
(特別講演会13:00〜14:00、総会14:15〜15:15)
会場 立教大学 池袋キャンパス
  • モリス館(本館) <特別講演会>
  • 11号館 A204教室 <総会>
→アクセスマップ(PDF)はこちら
議案
  1. 事業報告の承認
  2. 収支報告の承認
  3. 事業計画の審議・承認
  4. 予算案の審議・承認
  5. 会員増強案の審議・承認
  6. その他
特別講演会 :吉野 正敏 氏 (筑波大学名誉教授、国連大学上席学術顧問)
「都市の発達とヒートアイランドの形成」

 ヨーロッパや中近東では、古代都市以来、都市はその構造や性格を変えながらも、面積的にも空間的にも拡大を続けてきた。 中世都市など、不明な時代もあるが、近世、さらに現代都市ではその特徴は急激に拡大し、強調されてきている。 このような都市の発達にともない、古代からヒートアイランドは形成され、次第に明瞭になってきた。 日本の都市、例えば江戸では、江戸時代にはすでに明らかにヒートアイランドが形成されていたと推定される。 その根拠は都市大火・都市住民の伝染病などの発生とヒートアイランドの形成とはヨーロッパ(例えばロンドン)などにおける例を考えるまでもなく、車の両輪のように展開したからである。 測器による観測値では、ヨーロッパでは19世紀前半に、日本では19世紀末に明らかにされ、1930年代には水平分布が諏訪、東京、大阪などで観測され、ヒートアイランドの構造が研究された。 このような発展の歴史を述べる。



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